こんにちは、埼玉県和光市の葬儀社『サンメモリー和光』です。
今日はお亡くなり後に着せる服について紹介します。
死装束とは?
故人様を棺に入れる納棺時には、「死装束(しにしょうぞく)」と呼ばれる着物を着せることが可能です。
旅立ちの装いである死装束(しにしょうぞく)は宗教によって異なりますが、白い仏衣(白装束)が一般的です。
仏式のお葬式に参列なさった方は、故人様が経帷子(きょうかたびら)という旅に出る巡礼者のような服を着て、棺に横たっていた姿を覚えていらっしゃるかもしれません。
ですが、仏式では白装束が正装ではありますが、経帷子しか着てはいけないという訳ではありません(浄土真宗では死装束を着せないこともあります)。
お持ちの服を着せる場合の例
近年では、故人様がお持ちの洋服や着物を着せることもあります。
例えば、男性の場合なら、いつも着ていたスーツや職場の作業着など。
女性の場合は、お好きだった着物やワンピースが多いです。
例えば、フラダンスが趣味だった女性の故人様の場合は、お気に入りのムームー(ハワイアンドレス)をエンディングドレスになさったこともあります。
また、珍しい例ですが、「十二単(じゅうにひとえ)を着せたい」というご要望で、全部ではありませんが、数枚を重ねて着せたこともあります。
きつめの服は着せることができない場合もあるのですが、着せたい、着たい服がある方はお気軽にご相談ください。
なお、死に装束の着付けはオプションとなります。
服によってお値段が多少変わりますので、詳しくはお問い合わせください。
次回は棺に入れるものについて、紹介させていただきますね。