入院や施設滞在中に父は顔が痩せてしまい、筋肉が弱っていたため口も開いてしまっていたので、元気な頃のような顔立ちに戻るのか母はとても気にしていました。
サンメモリー和光さんにはラストメイクをするから大丈夫ですよ、と言われていましたが、それでも何度も確認するほど。
湯かんの前に、一旦軽くラストメイクをしてくれて、口が閉じ、顔もふっくらとさせてくれました。
生前の父が眠っているかのようなので、「顔良く分かりますね?」と聞いたら、遺影用の写真を事前にラストメイクをしてくれる納棺師さんには見せておいてくれたそうです。
はじめに
2023年9月某日夕方に施設に入居している父が亡くなりました。
数日前にも一時危篤状態になり、その際にサンメモリー和光さんと葬儀について打ち合わせをする機会がありました。
当初は霊安室のある葬祭場に預けるつもりでしたが、自宅に棺を置くスペースもあり、葬儀予定の葬祭場では湯かん(お風呂サービス)ができないとのことで、数日は自宅に安置してもらうことにしました。
お迎え
サンメモリー和光さんに電話して1時間ほどで、サンメモリー和光さんの車と、移送のための黒塗りの大きなバンが到着して、スタッフさん達が父を真新しい白のシーツに包んでくれて、キャスターに載せ自宅まで運んでくれました。
父専用の寝室の生前使っていたベッドに安置するため、キャスターから移動させてくれました。
サンメモリー和光さんが用意したドライアイスを体に当てて冷やしてくれて、その他に冷房は強めにかけて部屋を冷やしておくようにとのことでした(30度越えの暑い日だったため)。
早く冷やしたいからと保冷材を使うと、水気が出てしまうのでNGだそうです。
また、室温だけでなく湿度も低い方が良いとのことで、除湿器も稼働させました。
その夜のうちに枕飾りをしてくれて、お線香をあげることができました。
枕飾りとは
翌日にドライアイスを補充しにサンメモリー和光さんが来た際には、枕飾りに追加してご飯とお団子も飾ってくれました。
お茶と、ご飯には生前に父が使っていた箸を立てて、供えるそうです。
その日の夜に湯かん(お風呂サービス)をして納棺をしてくれることになりました。