サンメモリー和光にてご葬儀を担当させていただきましたお客様の体験談を紹介いたします。
ご家族の葬儀はあまり馴染みのない事態ですので、同じような境遇の方の参考になれば幸いです。
家族の死から自宅安置まで お客様の体験談① 打ち合わせと湯かん・ラストメイク お客様の体験談② 葬儀のナレーションについて お客様の体験談③
葬儀の盛篭(もりかご)とは?
葬儀で用意する盛籠(もりかご)は、供花や香典と同じく、参列者が遺族に弔意を示すために贈るお供え物の一つです。
一般的には、かごの中に、食品、飲料、線香、ろうそくなどを入れて造花で飾ります。
生花ではなく造花を用いる理由としては、かごの中の供物が主役となるためです。
盛篭を頼んだ理由
今回の葬儀では故人の生前の仕事関係の方々から供花が沢山贈られることになったので、盛篭も頼むことにしました。
ちなみに、贈っていただいた供花を盛篭に後で変更することはできないので、事前に相談できる親戚や親しい知人に事情を話して盛篭にしてもらいました。
サンメモリー和光さんに盛篭について聞いたところ、
棺に入れることのできる花には限りがあるため、供花を多くし過ぎずに盛篭をいくつか出すのもお葬式の会場が華やかになって良いと思います
とのことでした。
実際、供花が並んでいる前に丸い盛篭が置いてあるため、高い所だけでなく、低い所にも華があって良かったです。
また、盛篭を贈ってくださった父の知人は、
気になる盛篭の中身は?
盛篭の中身は、果物入りのゼリーと果物の缶詰の詰め合わせにしました。
果物入りのゼリーは定番のミカンの他に白桃、佐藤錦(さくらんぼ)、マンゴー、葡萄など珍しい果物がごろっとそのまま入っていて、ゼリーも美味しかったので、葬儀後に持ち帰った親戚の子ども達からも好評でした。
果物の缶詰は、大人になるとなかなか買わないため、ストックとして非常食の中に用意しておくのも良いなと思いました。
お葬式が終わった後は、葬儀会社のスタッフさんが盛篭の缶詰やゼリーは分けて小袋に入れて用意しておいてくださいました。
分けたい人の数が決まっている場合は、あらかじめ数を伝えておくと良いと思います。
盛篭を出した方が良い場合、出さない方が良い場合
盛篭を出した方が良い場合は、供花の数がある程度多い場合、葬儀を豪華にしたい場合、果物の缶詰やゼリーを持ち帰って食べる人がいる場合だと思います。
逆に出さない方が良いのは、供花の数が少ない場合、葬儀をシンプルにしたい場合、果物の缶詰やゼリーを持ち帰りたい人(食べたい人)が全くいない場合は、盛篭よりも生花にしてもらった方が良いと思います。
うちの場合は、遠方の親戚が花束は持ち運びづらいと辞退した際に缶詰の小袋をお土産に差し上げることができ、またゼリーは孫の子ども達のおやつにもなったので、盛篭を贈ってもらうことにして、とても良かったです。
生花の他に華やかな盛篭をご利用になりたい方は、打ち合わせの時に担当者までお申し付けください。